こんにちは、朝比奈です。
本日は、先日発表された「子供向け動画のパーソナライズド広告の停止について」について話していきます。
結論から言うと、問題ありません。
今回、発表された規約変更によって、広告が停止されたとしても広告収入がゼロになるわけではありません。
仮に、広告収入が減ったとしても他の方法で失った広告収入分を補えばいいのです。
なので、そこまで不安がる必要はありません。
のちほど対策についても話ししますが、その前になぜ、今回のようなことが起きたのかを説明しておきます。
なぜ、このようなことが起きたのか?
では、最初になぜ、このような動きがYouTubeで起きているのかを説明しておきます。
米国の児童オンライン保護法では、保護者の同意なく13歳未満の子供の個人情報を収集することを禁じています。
禁じているのですが、連邦取引委員会によると、YouTubeで子供の閲覧履歴が同意なく「ターゲティング広告」に利用されていたようなのです。
それで、連邦取引委員会とニューヨーク州司法当局はYouTubeが子供の個人情報を違法に収集していたとして、約180億円の制裁金を科しました。
制裁金を科されたYouTubeは改善策として、子供向け動画で収集した個人のデータを広告に活用しないことを発表しました。
その発表された内容が、今回の子供向け動画のパーソナライズド広告の停止とコメント・通知廃止という内容になります。
実施される時期ですが、2020年1月からとなっています。
「パーソナライズド広告」とは?
今の話を聞いた多くの方が、パーソナライズド広告?ってなったと思います。
なので、パーソナライズド広告の説明をしようと思うんですが、ちょっと説明がしづらいんですよね。
それでどうしようかと思いましたが、わかりやすく説明している記事があったので引用します。
「パーソナライズド広告」とは、ユーザーが興味・関心のある(と検索エンジンが判断した)商品やサービスに関する広告が、蓄積された個人データをもとに勝手に表示される機能のこと。
調べ事をすると後日、自分が調べたことに関連する広告が違うニュースサイトに表示されていたという経験をしたことがあると思います。
アレが、パーソナライズド広告です。
パーソナライズド広告停止の影響は?
今後、パーソナライズド広告の停止が起きた場合どうなるかですが、詳しいことはまだわかりません。
というのも、現時点での情報だけでは判断しようがないからです。
ただ、間違いなくチャンネルの収益は落ちるでしょう。
というのも、パーソナライズド広告のように個人データを元に表示される広告は広告効果が高いです。
広告効果が高いということは当然、広告単価も高くなる傾向にあるので、それが無くなると収益は間違いなく下がります。
それ以外にも、子供向け動画の判断基準が曖昧で判断しづらいというのがあります。
しかも、その判断を人ではなく、機械学習で行うと書いてあるので注意が必要です。
なぜ、注意が必要かと言うと、運営者本人ンは大丈夫だと思っていてもYouTube側が「ダメ!」と言う可能性が十分あるからです。
なので、実際にやってみないことにはわからないでしょう。
ただ、冒頭にも言ったようにパーソナライズド広告が停止されたとしても収益がゼロになるわけじゃありません。
なので、焦らずに今まで通りにコツコツと動画を投稿する。そして、今から話す対策をするようにしましょう。
YouTuberはどう対策すべきか?
では、最後にどう対策すべきかについて話していきます。
現時点でわかることとしては、子供向け動画に該当してしまった場合は収益が落ちてしまう可能性があるということです。
じゃあ、その落ちた分を他で得ることはできないのかですが、5つの方法があります。
その5つを今から紹介します。
①アフィリエイト
まず、一つ目がアフィリエイトです。
YouTubeでは、動画の説明欄にアマゾンや楽天のアフィリエイトリンクを貼ることができます。
なので、子供向け動画の中で使用したアイテムを紹介してみましょう。
使用しているアイテムを欲しいと思っている視聴者は思っている以上に多いはずです。
なので、まだ紹介をしていない方は紹介してみてください。
紹介料はアイテムによって違うので一概には言えないのですが、一度リンクを貼ってしまえば、動画が見られるたびに紹介することが可能です。
ヒカキンさんなどもやっている手法ですので試してみると良いでしょう。
②スーパーチャット
二つ目がスーパーチャットです。
スーパーチャットとは、ユーザーが配信者に支援金を送ることが機能です。
最近、YouTubeでも生放送をやっている人が増えましたが、生放送であれば、支援金を受け取ることができます。
2020年以降は、さらに盛り上がるのは間違いないのでこの段階からスーパーチャットに挑戦してみると面白いと思います。
③チャンネルメンバーシップ
三つ目が、チャンネルメンバーシップです。
チャンネルメンバーシップとは、視聴者が毎月決まった金額を支払うことでチャンネルのメンバーになれる機能のことです。
人気YouTuberもやっているのですが、メンバーになるとバッジなどの特典がもらえるようになります。
毎月決まった金額が入るようになれば、運営者として精神的に余裕が生まれるので検討してみるといいでしょう。
ただ、このチャンネルメンバーシップはチャンネル登録者が3万人以上のチャンネルじゃないと使えない機能となりますので注意してください。
④企業案件
四つ目が企業案件です。
一定のチャンネル規模であれば、企業から案件を受けることができます。
企業案件の動画が多くなると視聴者が離れてしまうので注意が必要ですが、たまにやる分にはまったく問題ありません。
金額はチャンネル登録者数によって違いますが、収益を得る方法としては非常に魅力的です。
機会があれば、受けてみると良いでしょう。
⑤自社商品やサービスの販売
五つ目は、自社商品やサービスの販売です。
YouTubeで自社商品やサービスの販売をしているチャンネルは多くありません。
でも、自社商品の販売が出来るようになれば、広告収入が仮にゼロになったとしても怖くありません。
なので、自社商品の販売を最終的には目指すようにするといいです。
自社商品の販売と言ってもいまいちよくわからないという人も多いと思いますので例を出します。
最近、芸能人YouTuberとして一番勢いがあるチャンネルと言えば、中田敦彦さんの「中田敦彦のYouTube大学」で間違いないでしょう。
彼は教育系の動画を投稿して、広告収入を稼いでいますが、同時にオンラインサロンの販売もしています。
細かい数字はわかりませんが、結構な人がYouTubeからオンラインサロンに入っているはずです。
なぜ、そう言い切れるかと言うと、僕もYouTubeで集客をしてコミュニティを運営しているからです。
YouTubeとコミュティの相性は非常に良いです。なので、コミュニティ運営というのも試してみると面白いかもしれません。
コミュニティやオンラインサロン以外にもオリジナルグッズとして、Tシャツやスマホケースを売ったりすることももちろんできます。
自社商品やサービスの販売は広告収入以上の金額を稼ぐことができます。
ビジネスの幅も広がるので、将来的にはここを目指すようにしましょう。
おわり
今回は、「子供向け動画のパーソナライズド広告の停止」について話してみました。
改めて、思うのはYouTubeの世界に絶対なんてことはないということです。
子供向けのジャンルは昔からYouTubeで稼げる王道ジャンルでした。
でも、その王道ジャンルですらこうやって規約が変わってしまえば、稼げなくなってしまう可能性があるということです。
そう考えると、1つのチャンネルに依存することがどれだけ危険かがわかります。
このブログでも何度も言っていますが、永続的に稼ぐには複数のチャンネルを所有するしかありません。
今後も今回の件のようなことは定期的に起きます。
起きてから焦るのではなく、複数のチャンネルをあらかじめ所有しておきましょう。
そして、広告収入以外で稼ぐことにも挑戦しましょう。
そうすれば、規約変更が起きても怖くありません。
これを機会に新しいことにも挑戦してみてください。
年末までにまたYouTubeから情報が発表されると思います。
情報が発表されたら、また追記します。
では、また!