こんにちは、朝比奈です。
2月ももう半ばになってしまいましたが、2020年のYouTube界を大胆予測してみようと思います。
最後には、予測を踏まえた上でどう戦っていくべきなのか、についても触れています。
なので、最後まで読んでみてください。
では、始めていきます。
1.〇〇系YouTuberが激増する
多くの方が感じているように、昨年ぐらいからものすごい勢いでYouTubeを始める人が増えました。
その勢いは今年も健在で現時点でものすごい数の人がYouTubeを始めましたが、今後はさらに多くの人がYouTubeに参入するでしょう。
特に、芸能人やスポーツ選手、あと、起業家も増えると思います。
なぜ、そう思うかというと、いま挙げた3つは先に始めた人達が結果を出しているからです。
たとえば、芸能人でいうと、中田敦彦さんや江頭2:50さん、キングコングの梶原さんなど多くの方が結果を出しています。
スポーツ界もそうです。
朝倉未来やダルビッシュ有さん、本田圭佑さんなど結果を出している方が何人もいます。
しかも、彼らは動画投稿本数が100本を超えていません。ですから、これから本格的に伸びていくはずです。
起業家もそうです。
ホリエモンこと堀江貴文さんはもう少しでチャンネル登録者が100万人行きますし、元ZOZOの前澤友作さんも動画投稿本数は10本前後ですが、チャンネル登録者が40万人を超えています。
あと、ここ最近ではまこなり社長も物凄い勢いで伸びていますし、それ以外にもこれから伸びるであろうチャンネルは沢山あります。
今後、YouTube全体が盛り上がり、YouTuberが増えていくと思いますが、特に芸能人、スポーツ選手、起業家、この3つから多くのYouTuberが出てくるだろうと思います。
2.チャンネル登録者数100万人を達成する人が続出する
先日、江頭2:50さんがYouTubeに参戦しましたが、8日間でチャンネル登録者数が100万人を超えました。
まあ、江頭さんは別格だとして、他にもチャンネル登録者数が100万人を超えている方は現時点でもかなりの数います。
たとえば、カジサックことキングコングの梶原さんもオリエンタルラジオの中田敦彦さんも驚異的なスピードで100万人を達成しましたし、これから達成するだろうなというYouTuberも何人もいます。
今ではそこまで驚きませんが、以前はチャンネル登録者数100万人を超えているチャンネルなど本当ごく僅かでした。
でも、今では著名でかつ力のある方が数多く参入してきたことで、100万人を達成するチャンネルが多数出ています。
今後は、さらに力のある著名な方や企業が参入するでしょうからチャンネル登録者数100万人を超えるチャンネルは沢山出るだろうなと思います。
3.長時間動画を投稿する人が増える
この動画は、人気YouTuberヒカルさんが先日公開した動画なんですが、動画時間が1時間もあります。
この動画は、特に長い部類になるのですが、最近はどのYouTuberも著しく動画時間が伸びました。
たとえば、日本で一番有名なYouTuberヒカキンさんも以前は5分程度の動画が多かったのですが、今では15分前後の動画をメインに投稿しています。
なぜ、長時間動画が増えているかというと、YouTuberにとってもYouTube側にとっても長時間動画はメリットがあるからです。
まず、動画を投稿するYouTuberで言えば、動画時間を長くすることでミッドロール広告を入れることができるようになります。
そうなれば、当然、一つの動画で稼げる金額は高くなります。
YouTube側にとって動画時間が長くなることで何のメリットがあるのかというと、視聴者をYouTubeというプラットフォームに長く滞在させることができます。
これのどこがメリットなのかというと、YouTubeは広告で稼いでいるビジネスなんです。
なので、沢山の人にYouTubeに訪れてもらうことも勿論大事ですが、長く居続けてもらうことも同じくらい大事なんです。
なぜなら、それがプラットフォームとしての価値に繋がるからです。
なので、長時間動画はYouTuber、YouTube側、双方にとってメリットしかないので動画時間は今後もさらに伸びるはずです。
もちろん、無駄に動画を長くしてしまうと視聴者から嫌われてしまう可能性があるので注意が必要ですが、全体的に動画時間が伸びるのは間違いないだろうと思います。
4.入れ替わりが激しくなる
2020年以降は、著名な人が数多くYouTubeに参入することで今までYouTubeを見ていなかった層がYouTubeを見るようになるはずです。
なので、今以上にYouTubeが盛り上がっていくのは間違いないのですが、結構早い段階で入れ替わりが起きて、しかも激しくなるんじゃないか?と思っています。
というのも、人一人が動画を見れる時間には限りがあります。それに、有益で面白い動画が増えたことでチャンネルの流行り廃り、つまり、寿命が年々、短くなっているんです。
実際、ある有名YouTuberの再生回数はピーク時の半分程度まで落ち混んでいます。
競争が生まれることは視聴者にとってはプラスなんですが、これから今以上に力のあるYouTuberが登場することでYouTube内での力関係も大きく変わり、YouTubeから撤退するYouTuberも出てくるのではないか?と思います。
もちろん、すぐには起きないと思いますが、2020年後半辺りからその傾向が見られるはずです。
5.迷惑YouTuberのせいで規約変更が起きる
最後、五つ目ですが、大きめの規約変更が起きると思います。
というのも、これから多くの人がYouTubeに挑戦します。
そうなれば、先ほども言ったように競争が激化します。なので、一部の人が競争に勝つために迷惑行為をすると思います。
その迷惑行為も目立たない程度ならいいんですが、稼げるらしいなんて情報がネット上に出回ったりでもしたら多くの人が真似するはずです。そうなると、結果的に運営側に問題視され、その対処として規約が変更される。
こんなことが2020年起きるのではないか?と思っています。というか、高い確立で起こると思います。
なぜなら、今までもそうでしたからね。
まあ、そういった迷惑行為をするYouTuberが仮に出なかったとしても予期せぬ規約変更は毎年のように起きています。
最近で言えば、子供向け動画の件もそうです。
おそらく、子供向けの動画の件を予想できた人はいないはずです。だって、ちょっと前までは子供向け動画こそが鉄板ジャンルでしたからね。
でも、規約変更されたことでほぼ、壊滅状態になりました。
2020年はどのような規約変更が起こるか分かりませんが、起こる前提で運営することが大事でしょう。
2020年以降の生存戦略
ということで、2020年のYouTube界を大胆予測してみました。
書いたことすべてがそのまま当たるかは分かりませんが、大きくは外さないと思います。
なので、参考にしてみてください。
では、ここからは今、予測したことを踏まえた上で無名の僕らが2020年以降もYouTubeで生き残るための生存戦略について書いていきます。
2020年の生存戦略ですが、
1.細分化
2.低コスト運営
3.脱アドセンス
この3つを意識するといいです。
まず、一つ目の特化の特化ですが、以前は投稿するYouTuberが少なかったので特定のジャンルを攻めるだけで差別化が図れました。
ですが、ここ最近は投稿する人が増えたことで特定のジャンルを攻めるだけでは差別化が図りにくくなってきました。
しかも、今後はさらにライバルが増えるでしょうから差別化を図ることが難しくなり、結果が出るまでに時間がかかるはずです。
なので、特定のジャンルをさらに細分化するといいです。
たとえば、「ラーメン」というジャンルを攻めるとしたらラーメン全体を攻めようとするのではなく、細分化して味噌ラーメンだけを扱ってみる。
こうすることでその他のチャンネルと差別化を図りやすくなります。当然、細分化をすれば、早い段階でネタ切れを起こしてしまうでしょうし、そもそも需要がない場合もあります。
なので、よくリサーチをする必要がありますが、まずはジャンルを細分化して露出を増やしていき、そして、醤油や塩、とんこつといった他のジャンル、ジャンル全体を攻めていくといいです。
もちろん、現時点でも穴場ジャンルはありますが、先行者がいるジャンルでは同じことをやっても結果が出るまでに時間がかかっているのが現状です。
なので、ジャンルの細分化を意識してやってみて、その後、ジャンル全体を攻めていく。これが大事になります。
ということで、これが一つ目です。
二つ目は、低コスト運営を心掛けるです。
これから沢山のYouTuberが入ってくる中でアドセンス報酬を得ようと思ったら一人でも多くの人に見てもらう必要があります。
そうすると、ライバルに勝とうと編集や企画、動画で使用する物などあらゆるコストが上がっていくはずです。
別に、企業や著名の方ならそれでも問題ないんです。なぜなら、彼らには予算がたっぱりあるから大した問題じゃないんです。
でも、個人ならそうはいかないはずです。
仮に、勝負を挑めたとしても長期線になってしまったら間違いなく勝てないのでお金以外の部分で勝負する必要があります。
そこで、低コスト運営を始めてみると良いんです。
例を挙げると、ここ最近、堀江貴文さんが世の中で話題になったことに対して、物申す動画があるのですが、アレが理想です。
あの動画を見てもらうとわかりますが、スマホ一台で録っていてなおかつ編集もしていません。なので、限りなくお金がかかっていないんです。
アレをもし、僕らが出来たとしたら再生回数が落ちても広告単価が下がったとしても十分運営していくことが可能なはずです。
だって、お金がほとんどかからないですからね。
もちろん、トークスキルを鍛えないといけないですが、台本を書いて読むようにすれば、普通のビジネスパーソンでも対応できるはずです。
流石に、現時点で全部のチャンネルを無編集のトーク動画にする必要はないですが、長期でアドセンスで稼ぐことを考えると、スマホ一台の無編集動画などの低コストで運営できるチャンネルがあるだけでだいぶ運営が楽になります。
なので、低コスト運営を心掛けてみると良いと思います。
これが二つ目です。
最後、三つ目ですが、脱アドセンスです。
脱アドセンスに関してはブログでもメルマガでも何度も言っているので、正直聞き飽きている方も多いと思います。
ですが、YouTubeに取り組むのであれば、必ず脱アドセンス化を進めるべきです。
なぜ、脱アドセンスを進めるべきなのか?
理由は、二つです。
まず、一つが競合の存在。そして、もう一つが規約変更です。
競合のことについては散々言いましたが、これから沢山の実力者がYouTubeというプラットフォームに攻め込んできます。
影響力がある実力者が入ってくること自体は悪いことばかりじゃないんです。なぜなら、実力者が参入することで視聴者が増え、市場が拡大するからです。
ただ、アドセンスで稼ぐのであれば、その性質上、多くの露出をしないと稼げません。なので、芸能人やスポーツ選手はもちろん、その他のYouTuberと検索順位や関連動画の枠をかけて競争することになります。
その競争に勝ち切る自信があるなら良いですが、勝てますか?
仮に勝ったとしてもどう考えても消耗戦です。消耗戦になった時に強いのは当然、個人ではなく資本力のある企業や著名な芸能人などです。
じゃあ、その競争を避ける方法はなにかというと、脱アドセンスなのです。
アドセンスで稼ごうと思ったらとにかく多くの人に長い時間見てもらう。これを意識しないといけません。
でも、マネタイズがアドセンスじゃなくて自社商品だとしたら再生回数も数百回もあれば十分です。なんならセールス力次第ではもっと少ない回数でも可能です。
もう一つの規約変更ですが、ここ数年の規約変更を見てもそうですし、先日の子供向けの動画の件もそうです。
僕らには、予測することができません。
なので、今どんだけ稼げていたとしても突然、収益がゼロになる可能性だってあるのです。
そんな不安定な状況ではビジネスの計算が立ちません。だから、脱アドセンス化を進める必要があるんです。
もちろん、アドセンスと違って、自社商品を売るというのは簡単じゃありません。ですが、長期で稼ぐのであれば、やるしかないんです。
なので、一日でも早くアドセンス以外のマネタイズにも挑戦してみるといいですよ。
おわり
ということで長くなりましたが、大胆予測とその予測を踏まえた上で何をするべきか、について書いてみました。
色々書きましたが、今、YouTubeにブームが来ていて、これからの数年盛り上がるのは間違いありません。なので、自分でビジネスをするならやらないなんて選択肢はないと思います。
それぐらいYouTubeは魅力的なビジネスであり、可能性のあるビジネスだと思います。
まだYouTubeに挑戦していないという人はスマホ一台で挑戦することが出来るのでぜひ、やってみてください。
そして、もう既にやっているけど思ったような結果が出ていない方はなぜ、上手くいっていないのかをよく考えて分析して、諦めずにコツコツやってみてください。
そうすれば、自ずと結果はついてくると思います。
では、また!